ちょっとうれしくなる話001

パワードコミュニケーションズのしまだです。

読んでいてちょっとうれしくなる記事をピックアップします。

いちファンが制作した綾波レイのちょいセクシーフィギュアが、オンラインで200体完売したようです。
いちファンが制作したものですが、著作権問題をクリアした正規品だという。

普通、いち個人が勝手にキャラクターを使った場合、しかも販売した場合、著作権法違反になるのが通例。しかし今回は、エヴァンゲリオン著作権を管理しているアニメ製作会社が、二次創作を認めているものだという。

今、偽造品問題で多くのメーカーが苦悩している中、あえていち個人に対しても条件付きではあるがキャラクター使用権を与えるという試みは、とても面白いことだし、一般的には逆の発想で、楽しい。ガイナックスの担当者の話では、「望まない改変抑制とキャラクターの人気持続に役立つ」という。

アニメキャラクターに限らず、企業ブランド、スポーツブランド、著名人など、さまざまな分野に広がる可能性があるし、何より、一見後ろ向きな著作権という問題を、前向きな発想で正面突破するという試みをうれしく思う次第です。

世の法務担当、ブランド管理者には朗報(?)になるのではないでしょうか。

今日は、著作権を考えて、写真なしです。