賢者あらわる。。。

Powered2009-05-25

パワードコミュニケーションズのしまだです。

むかーしむかーし、インドの山奥に牛飼い一家がありました。
そこの親父が亡くなる直前に3人の息子に遺書を残しました。
その内容は、
「ワシの財産は、長男が1/2、次男が1/3、三男は次男の1/4に分けなさい」
というもの。まあ公平といえば公平な気がする、ということでみな同意しました。(昔は長男が圧倒的に有利だったんですなあ。)

長男「ところでうちの財産を集めてみよう!」
で、三人でかき集めたら、財産と言えるものは、牛11頭だけだった。
次男「じゃ、親父の言う通り、みんなので分けよう」
まずは長男から。。。と思ったが、長男「おいおい、どうやって1/2にすんだよ!」

お金に変えてもいいのですが、せっかく親父が残した財産だし、道徳心に欠けるということで、三人で悩んでいたところ、白髪あたまに白ひげがりっぱなおじいさんが歩いてきました。悩んでいる三人に気付き、事情を聞いてもらったところ。。。

その白髪じいさん曰く「しょうがねーなあ、じゃ、今俺が持っている牛一頭おめーらにやるよ。」と言ってくれました。
三兄弟は、お礼を言って、11頭+1頭=12頭を遺言通りに分けはじめました。

長男は6頭、次男は4頭、三男は次男の1/4だから1頭。。。

三男は、「あれ1頭あまっちゃった!」

白髪じいさんは、ニヤリとして、「そしたらこの1頭は、もともとワシのじゃから、持って帰っかな。」と言い、去っていったとさ。